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コロナより怖いもの

おおかみ家。一人減ったとはいえ大人4人家族。
「自粛」要請なるものをまともに受けていくと…。

まず、移動を「自粛」して4人家に籠る。テレワークにテレ授業。
お買い物はスーパーが混むので、3日に1度に「自粛」。
さらに家族で出かけてもスーパーが混むので、1人だけに「自粛」。
その1人が4人×3食×3人分と、食事以外にも生活に必要なものを買ってくる。

…と、はたから見ると、たぶんどう見ても「買いだめ」を「自粛」しているようには見えない(涙)

#この「自粛」はすべて東京都から出されたものw。



まあ、そこまでは良い。大局的には正しくても、個別には矛盾してしまうことなど珍しくもない。自分と家族と世界の平和のため、何を「自粛」するのが最適か考えればいい。

それを考える余地があるのが「自粛」である。
1人で買い物に行き、重たい荷物を持って帰ってくるのは、「自粛」の「要請」にメイッパイ応えている。


ところが話はそうかんたんにはいかない。


「自粛」の使いかたを間違えると、残念ながら「他粛」に発展する。つまり、どんなに世界平和のことを考えて、問題のない行動をしても、他人から「やめろ!」と罵られることになる。


世界平和のために、頑張ってたくさんの荷物を抱えている人に「買いだめするな!」と石を投げるようなことが起こるかもしれない。
実際に、それに似た話はすでにあちらこちらで発生している。

「みんな世界平和のためによ~く考えてね」というのが「自粛」なのだけど、何にも考えない人、考えられない人がストレス発散のために「他粛」を使い始めてしまう。


これが本当に怖い。


そこに火をつける可能性が高いのは、権威。「あの人が言っているんだから」という大義名分は「他粛」を加速させる。

「他粛」を恣意的に動かす権威者には気を付けないといけない。恣意的で無くとも、深く考えずに「他粛」を動かしている権威者に安易に迎合してはいけない。
一見、正しそうに見える「大義名分」「美辞麗句」も、これしかり。


とても残念なことだけど、「他粛」は走り出すと止まらない。これは歴史から学ばなければならない。
だから、動き始めに止めなければならない。

それでも走り出してしまったとき、どのように振舞えば、自分と家族を守れるか。難しいけど、それは普段から考えておく価値がある。よ~く、考えてみよう。

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