フーとpico

このトリはpico。フーの心の中にやってきた♪

picoはフーのことを外から見て、いつもニコニコしている。

フーが

     「どうしようどうしよう」

と困っていると、

picoは

     「おぉ～。またフーが困っているよぉ～w。」

     「たいしたことじゃあないのにね～w。」

     「なんとかなるのにね～w。」

     「なんともならなくても死にはしないのにね～ww。」

     「死ぬこと意外はかすり傷www。」

と困っているフーを見てフーの分身のようにあっけらかんとしている。

まるで、フーがまったくの他人の話をしているときのように。

なんてpicoを頭の中に飼うことが出来たら、フーはもうちょっとたくましくなるんだけどなぁ。

フーはやさしいから、家族でも、友達でも自分のことのように心配するから、なかなかこういうpicoを飼えない。それはそれでフーの良いところ。やさしいところ。誰にでも、何にでも感情移入しちゃう。これは本当に良いこと。

でも思いっきり他人のことを見るように、自分のことを見られたら笑えちゃうこともあるでしょ。

全然知らない子が試合の勝負どころでがちがちになっていたら、「まだまだ、なんとかなるのにね～。」とか、かる～く思えないかな？

そんなpicoを頭の中で育てて欲しい。そうして、picoにフーのことを見せて、なんて言うか聞いてみるんだ。

大抵の場合は「なんとかなるのにね～w。」ぐらいですむはず。その声がフーに届けば、フーも楽になれる。きっと、ちょびっとにやけられる。そうすれば、たくましく行動できる。

なかなか難しいことなんだけど、pico、かわいいから飼って見てね。

フーがたくましくなることを期待しつつ、フーのやさしさにありがとう！